まず疑え

学会2日目、折り返し地点でございます。今年の学会も非常に興味深い内容ばかりで、充実しています。特に今日は競泳関係の発表と、修士論文で参考になりそうな発表ばかり聞けたので、大満足です!学部の時より話が理解出来るようになってるし。院の授業おもしゃくねぇなって思ってたけど、ちょっとは役に立ちました。

秋田に来て、新しい発見する人は皆、既成概念ぶっ壊すとこから始めるんだなと再確認させられました!ガリレオの集まりです。論文でも何でもまず疑うことが大事って言われ続けてきたけど、ただ疑問持つだけじゃなくて根本的な理論や定説から疑うことも必要だね。一山当てるなら必須!勿論、温故知新の精神も大切だけど…端から疑うことしなかったら何も起こらない。これからもまずは疑います。疑えるだけの知識もつけます。

修士論文については、やっぱり介入まで自分がやりたいなぁ〜って思わされました。1年留年…は無理だから完全な介入するのは諦めるしかないけど…データの範囲で介入プログラム提案したり、どのカテゴリーに介入したら風車が上手く回るかくらいは明らかにしてぇよ。現実把握で終わりたくね〜。推測よりも遥かに確かな根拠の濃い考察に今回はしたいな。もっと統計沢山勉強しなきゃいけないし、風車理論ももう少し深く知らないといけませぬ。

競泳については…速い大学が現在行ってること真似たり、書籍やビデオになってるある程度確立された技術や理論知ってるだけじゃ駄目だって痛感…差がありすぎる。現場レベルだともっともっと差があるだろうし。いずれ追い越すことを考えたら、失敗を恐れないでチャレンジしていかないといけない。まだ岡大は選手のレベル・環境共にその段階ではないけど、常に最新の知識に目を向けて、新たに創造してこうとする姿勢だは今から必要だと思った。勉強しに外へ出ます。
50Frのタイムとストローク長・頻度・左右のコーディネーションの研究と、エネルギー供給系や生理的変化からみた200mの戦略の研究はかなり実用的だったので、冬期シーズン前にチームにフィードバックできると思う!この2つはビデオさえあれば岡大でも充分確認できる内容だったし♪コーチングについても複数の大学の先生から直に聞けて、勉強になりました。

でも一番勉強になったのは…能力と人間性は必ずしも一致しないということ。プライベートは残念な方もいて、軽くショック。。何とかと天才は紙一重なのか…