盲学校に行きました。

昨日今日と、盲学校での実習に参加しました。
生徒も先生方も、とても優しく、学校の雰囲気も奔放で、楽しく実習させて頂きました。ありがたや×2

印象的だったのは、普通学校の生徒よりも活発、自発的に学校生活に取り組む方が多かったこと。目的を持って毎日通っているので、モチベーションも相当高い。少人数制ってこともあり、群集心理や遠慮が起こりにくいからかもしれないけどね。あれだけ打てば響く生徒ばかりだったら、指導者としてとても幸せなんだろうなって思う。体が健康でも、心が腐ってたら駄目だなって思った。

授業参観だけでなく、アイマスクを着用しての歩行や食事、点字の書き取りといった体験も出来た。障害を持っている方の苦しみを、ほんの少しだけ理解できたような気もする。でも、生まれたときから視覚の使えない苦しみ、ましてやある日突然視覚を失う苦しみを、視えているオレらが完全に分かるなんて、出来ないだろうな。身内のじーちゃんが声を出せなくなった時だって『可哀そう』って思うだけで精一杯だったし。

当たり前を奪われる。当たり前が出来ない。

そういう人たちと過ごして、五体満足に何の不自由も無い自分は、とても幸せなんだって気づいた。

理解ってはあげれないかも知れないけど、彼ら、彼女らの支援が少しでも出来る人間になりたいと思った。

この実習の収穫です。

P.S ゆ○ことの馬鹿話も非常に楽しかったです♪彼奴は変です(笑)